「乗馬を始めたいけど、まず何を揃えたらいいのか分からない」
「クラブのレンタルじゃ不安。自分に合った装備を持ちたい」
そんな不安や疑問を感じている大人の乗馬初心者の方へ。
この記事では、乗馬初心者に必要な装備一式を、目的別・優先度別に分かりやすく解説します。
40代・50代・60代の方が安心してスタートできるように、選び方のコツや注意点もまとめました。
乗馬装備は「安全」と「快適」のために欠かせない
乗馬は非日常の体験であると同時に、落馬などのリスクがあるスポーツです。そのため、正しい装備を使うことで安全性が大きく向上します。
なぜ初心者でも専用装備が必要なのか?
「最初はレンタルでいい」と思う方も多いですが、
- サイズが合っていないと危険
- 使用感が合わずに騎乗が不安定になる
- 清潔面で気になることも…
特に大人世代はケガのリスクを最小限に抑えるためにも、自分に合った装備を早めに揃えることをおすすめします。
乗馬初心者に必要な基本装備7点セット
これから乗馬を始める方にとって、「これは必須!」といえる基本装備を7つに絞ってご紹介します。
乗馬用ヘルメット(必須)
頭部を守るために絶対必要。JISやEN規格の安全基準をクリアしているモデルを選びましょう。
軽量でフィット感が高いものが理想です。
キュロット(乗馬用ズボン)
通常のパンツでは内腿が擦れたり、馬の動きに追いつけず疲れやすくなります。
滑り止めつきのキュロットは、正しい騎座をサポートし疲労軽減にも効果的です。
チャップスまたは長靴
脚を馬体に密着させやすくするため、すべり止め効果のある専用ギア。初心者にはショートブーツ+チャップスの組み合わせが脱ぎ履きしやすく人気です。
グローブ(手袋)
手綱による手の擦れを防ぎ、しっかりとした握りを助けてくれます。季節ごとに素材を変えるのも快適性アップのコツ。
ボディプロテクター(任意〜推奨)
落馬時の衝撃を吸収するための安全装備。特に初心者や大人世代には着用を強く推奨します。軽量タイプやメッシュ素材の通気性モデルも人気です。
スポーツ用インナー(吸汗速乾)
乗馬は意外と汗をかきます。綿素材ではなく、吸汗速乾タイプのスポーツインナーを上下揃えると快適です。特に夏場や春秋は重宝します。
レインウェア/ウィンドブレーカー(屋外用)
外乗や屋外レッスンに対応するため、急な天候変化にも耐えられる軽量防水アウターがあると安心です。
年代別おすすめポイント:40代〜60代の初心者が重視すべきこと
「若い人と同じ装備じゃ不安…」という声も少なくありません。以下に、年代別に気をつけたい装備の選び方をご紹介します。
40代の初心者
- ファッション性と機能性を両立したキュロットが人気
- 騎乗の負担を減らすインナー・グローブにこだわると疲労軽減に
50代の初心者
- 骨盤や腰回りの保護を意識したボディプロテクターの着用推奨
- ヘルメットは首・肩に負担の少ない軽量モデルを選ぶのがコツ
60代の初心者
- 安全性最優先。特にバランス補助タイプのチャップスや高反発ソールのブーツが安心感を支えます
- サイズ調整ができる装備で“締めつけすぎ”を防ぐ
どこで買うのが正解?装備購入のおすすめ方法
初めて装備を揃えるなら、下記のような方法がおすすめです。
店舗で試着 → ネットで購入
フィット感が大切なので、近くの乗馬用品店やイベントで試着し、気に入ったモデルをオンラインで購入する流れが最も確実です。
クラブでの割引購入サービスを活用
所属している乗馬クラブが提携ショップの割引や特典を用意している場合も。クラブ経由でのまとめ買い割引などもチェックしましょう。
よくある質問(FAQ)
いきなり全部揃えないとダメ?
A. 最初は「ヘルメット・グローブ・キュロット」だけでもOK。
続けられそうだと感じたら、少しずつ揃えるのが無理のない方法です。
装備にかかる費用の目安は?
A. フルセットで揃えると5万〜8万円程度が相場です。予算に応じて優先度を考えましょう。
まとめ|正しい装備で、安心・快適に乗馬を始めよう
40代以降で乗馬を始めるなら、まず安全性と快適性に配慮した装備をしっかり揃えることが、楽しく続ける最大のポイントです。
- 最低限必要なのは、ヘルメット・キュロット・チャップス・グローブ
- ボディプロテクターやインナーで安心感と快適性をプラス
- 無理なく少しずつ揃えていくスタイルも◎
年齢や体力に合った装備を選び、乗馬という素晴らしい趣味を、長く深く楽しんでいきましょう!
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